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JPY
Abstract
悪性神経膠腫に対する新しい免疫療法について概説した。現在までにグリオーマ細胞に発現している腫瘍関連抗原が数多く同定され,さらにその一部は臨床応用も試みられている。現在,免疫療法の標的とされている主な抗原としてはTenescinとEGFR がある。また,近年グリオーマ特異的抗原として同定されたinterleukin 13受容体(IL-13R)についても述べる。悪性腫瘍に対し樹状細胞を用いた免疫療法が行われており,悪性グリオーマもその例外ではない。現在まで7編の報告があり,これらの報告に共通していることとしては,一部の症例では全身性免疫反応を惹起することができている,重篤な副作用がない,という点である。免疫療法は悪性グリオーマに対する第四の治療方法として注目されており,今後のさらなる発展が期待できる。
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/content/article/0385-0684/32040/453