No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
膵癌は消化器癌のなかで最も予後不良の癌である。その原因として膵臓は後腹膜臓器であること,特異的症状に乏しいこと,浸潤性増殖を特徴とすることがあげられる。腫瘍マーカー,膵マーカーや超音波検査を使った無症状,有症状者の膵癌スクリーニングは進行癌のみしか発見できないことや経済効率の面より有効ではないことはすでに明らかとなっている。しかし1cm 以下のより小さな膵癌を発見すれば手術的根治も期待されることより,膵癌の予後改善は早期発見に尽きることは論を待たない。膵癌高危険群に対する膵臓の精査が膵癌の早期発見につながることが期待される。膵癌に対する高危険群としての糖尿病と膵管内乳頭腫瘍の可能性を自験例に基づき紹介した。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/32050/612