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JPY
Abstract
1990 年代に入ってirinotecan,paclitaxel, docetaxel, vinorelbine, gemcitabine, amrubicin などの高い抗腫瘍効果を示す細胞障害性薬剤が臨床の場に登場してきた。現在の標準的な治療法としてプラチナ製剤とこれら新規抗癌剤の2 剤の組み合わせによる併用療法が一般には行われている。しかし,これらの薬剤による治療成績はプラトーに達した感がある。生存期間の延長やQOL の改善をもたらす毒性の低い,さらに新しい薬剤の開発が現在の治療成績を向上させるためにはぜひとも必要である。この30 年間にわたる分子生物学の研究の結果,シグナル伝達などをブロックする分子標的薬剤が次々に考案されてきている。肺癌治療もついに新しい時代に入ってきた。ここでは最近話題となっている肺癌に効果の期待される新しい細胞障害性薬剤と分子標的薬剤について概説したい。
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