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CPT-11 +CDDP 併用療法が奏効した胃癌腹膜播種再発の1 例
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JPY
Abstract
症例は59 歳,男性。進行胃癌に対し幽門側胃切除術を施行した。病理組織診断はStage IV(T3N1CY1 )で,手術根治度はC であった。血清CA19-9 は術前201U/ml と異常高値を示し,術後3 か月目にも正常化しなかった。術後化学療法としてTS-1 を内服していた。術後5 か月目にCEA, CA19-9 が再上昇し,TS-1 +TXT 併用療法を開始したが2 コース終了時に白血球減少(grade4 )と肝機能障害(grade2 )を認めたため中止した。術後11 か月目に腹膜播種再発と診断し,CPT-11 (60mg/m2)+CDDP (30mg/m2)併用療法(隔週投与)を開始した。8 コース終了時にはPR が得られ血清CEA は正常化し,重篤な副作用も認めなかった。本療法開始7 か月目の現在PR の状態で社会復帰している。腹膜播種再発胃癌に対するCPT-11 +CDDP 併用療法は,second-line 以降の薬剤として有力な選択肢の一つとなり得ることが示唆された。
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/content/article/0385-0684/32060/851