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Orotate Phosphoribosyltransferase (OPRT)アッセイ系の確立と胃癌組織におけるOPRT 活性
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JPY
Abstract
5-FU 系薬剤の活性化にかかわるorotate phosphoribosyltransferase (OPRT )を微量の腫瘍組織を用いて簡便に測定するために,OPRT 分子の一部のペプチドを免疫原として作製した2 種の抗OPRT 抗体を用いてサンドイッチELISA 系(OPRT ELISA )を確立した。本ELISA 系を用いて8 種のヌードマウス可移植性腫瘍株ならびに胃癌切除症例の癌組織のOPRT 蛋白量を測定し,enzyme assay による酵素活性値と比較した。OPRT ELISA を用いて測定したヌードマウス可移植性ヒト癌株組織のOPRT 蛋白量は,OPRT 酵素活性と良好な相関関係が得られた(r2 =0.782)。さらに,58 例の胃癌組織においてもOPRT 蛋白量とOPRT 酵素活性間で良好な相関を認めた(r2 =0.664)。以上の結果より,今回新たに確立したOPRT ELISA は組織中OPRT 蛋白量を少量の検体量にて正確に測定することが可能であると考えられ,5-FU 系抗癌剤の感受性予測に有用であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/32070/1017