No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
低用量Nedaplatin/5-FU 併用放射線療法によりpCR を得た胃切除後胸部食道癌の1 例
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
低用量nedaplatin/5-FU 併用放射線療法によってpCR を得た胃切除後胸部食道癌症例を経験した。症例は69 歳,男性。胸部中部食道癌で入院したが,気管浸潤および頸部リンパ節転移を認めたため,低用量CDGP/5-FU を併用した術前放射線化学療法を行った。本療法に伴う副作用としては,grade2 の口内炎と白血球減少を認めた。治療終了後の内視鏡検査では主病巣は著明に縮小し,生検では悪性所見は得られなかった。また,CT 上でにも腫瘍は縮小し頸部リンパ節は指摘されなくなった。画像診断上PR と判断し,右開胸開腹下に食道癌根治切除術を行った。手術所見はCh・ R-T3N0M0, Stage II R0D2Cur A であった。再建は空腸を胸腔内に挙上した。摘出標本では食道にはviable な癌細胞はなく,リンパ節転移もなかった。低用量CDGP/5-FU 併用放射線療法は食道癌に対して有用な治療法である。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/32070/1023