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CPT-11 ベースの化学療法により3 年にわたり長期生存が得られた大腸癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は77 歳,女性。盲腸癌に対して回盲部切除,小腸部切除術が施行されたが術後2 年4 か月で小腸再発によるイレウスが認められ,イレウス解除術を施行。さらに肺,リンパ節,腹膜への転移も認められたため,CPT-11 をベースとした化学療法を施行した。CPT-11 は少量にて当初はCDDP と併用し,有害事象の発現を確認しながらMMC, 5 ′-DFUR など併用薬剤を変更することで,腫瘍の増殖を抑制しながら3 年にわたって治療の継続が可能であった。現在はTS-1 による化学療法を継続中である。CPT-11 をベースとした化学療法は,有害事象を確認しながら併用薬剤の組み合わせを変えていくことで長期に治療の継続が可能であり,進行・再発大腸癌に対して有効な治療法と思われた。
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