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大腸癌に対するl-LV +5-FU 療法の効果および有害反応の検討
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JPY
Abstract
l-LV/5-FU 療法が施行された切除不能,転移・再発大腸癌50 症例において,前治療の有無,投与間隔の延長,投与量の減量の効果,安全性に与える影響をretrospective に検討した。前治療の有無では,前治療のない群が前治療のある群より高い奏効率を示したが,SD 症例も含めた病勢コントロール可能例を含めると前治療の有無による大きな差は認められなかった。しかし,MST では差を認め前治療のない群のほうが長期であった。また,減量投与した群では標準的投与法を行った群の4 割程度の奏効率となったが,SD 症例まで含めた病勢コントロールとMST はむしろ標準投与を行った群より高く,減量投与した群でも高い治療効果が得られた。以上より,全身状態・副作用などにより標準治療が行えない場合でも,減量によって治療を継続することで病気の進行を制御でき,予後を改善する可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/32070/991