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Third-LineとしてTS-1, CPT-11併用化学療法を施行し長期生存が得られたKrukenberg 腫瘍術後4型胃癌再発性癌性リンパ管症の1症例
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JPY
Abstract
胃癌化学療法の再々発に対するレジメに確立したものはない。今回first-lineとしてTS-1, 少量CDDP 併用化学療法,second-lineとしてTS-1, taxane併用化学療法が奏効したKrukenberg 腫瘍術後,4型胃癌症例の再発性癌性リンパ管症に対しthird-lineとしてTS-1, CPT-11併用化学療法を施行した1例を報告する。症例は40歳,女性。Krukenberg 腫瘍術後,4型胃癌に対しTS-1, 少量CDDP 併用化学療法により臨床上PR となるも,その後癌性胸膜炎による左胸水の増加を認め,TS-1, taxane併用投与により左胸水は消失した。再び左胸水と癌性リンパ管症を認めたため,TS-1+CPT-11に変更した。胸水減少および癌性リンパ管症の改善を認め,CA 19-9はCPT-11投与後一過性に上昇し,投与2週目から低下する傾向にあった。しかし,その後発症より2年4か月にて永眠された。TS-1, CPT-11併用化学療法は癌性リンパ管症にも効果があり,胃癌化学療法のthird-lineとしても有効な治療であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/32080/1167