No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
外来治療によりCPT-11/5-FU/l-LV(IFL)療法が有効であった肝・肺転移を伴う大腸癌の1例
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
症例は59歳,男性。2003年7月,S 状結腸癌に対して右半結腸切除術施行。肝再発に対して5-FU/CDDP による肝動注療法を施行するものの,効果がみられず肺への転移も認められたため,CPT-11/5-FU/l-LV(IFL)による全身化学療法を施行した。IFL 療法1回投与後,麻痺性イレウスが認められたためCPT-11の投与を控え,5-FU/l-LV 療法を施行するが効果がみられず,再びIFL 療法を20%減量の上外来にて施行した。1コース後から肝転移のみならず肺転移に対しても著明な縮小効果を認めた。また治療中に重篤な副作用も認めず,外来での治療が継続できた。IFL 療法は肺・肝転移を伴う大腸癌に対し,外来治療が可能で有効な治療法であることが示唆された。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/32090/1339