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JPY
Abstract
進行胃癌では腹膜転移として再発する頻度が高く,その予測と治療について検討した。洗浄細胞診を施行した457例では,肉眼的播種を認めた(P 1)59例中の36例(61%)で陽性となった。またP 0でも13例が陽性であった。陽性例はより予後が不良であったが,まだ差を認めていない。新規抗癌剤の登場により,その治療の主体は化学療法になりつつある。TS-1, paclitaxelを逐次投与した10例の生存期間中央値は17か月であり,癌性腹膜炎でも効果的であり,予後の改善が期待される。また消化管の通過障害のため23例で手術を施行し,21例で食事が可能となった。術後生存期間の中央値は7か月であり,予後の改善に有用であった。細胞診の感度の向上,化学療法,手術の標準化が今後の課題である。
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/content/article/0385-0684/32100/1393