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乳癌術後補助化学療法(FEC 療法)における免疫能および副作用の検討
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JPY
Abstract
乳癌根治術後リンパ節転移陽性患者に対して, 最近多くの施設で外来治療で施行されているFEC 療法施行時の免疫機能に及ぼす影響, およびシイタケ菌糸体抽出物(LEM)併用の効果を検討した。方法:FEC 75療法(5-FU 500mg/m2, epirubicin75mg/m2, cyclophosphamide 500mg/m2, 21日毎投与)。2クール目にLEM 9g/day内服を併用した。結果:NK 細胞活性および白血球数はFEC 療法により7日目に有意に低下し, 21日目には回復した。LEM を併用すると7日目の低下はみられなかった。QOL 全体では本治療では低下しなかったが, 非投与群では身体状況に限ると7日目に有意に低下しており, その低下はLEM を併用することにより防止された。まとめ:FEC 75療法は免疫能には少なからず影響を及ぼしており, LEM の併用は免疫能およびQOL の低下防止に有用であると考えられた。
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