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α-Galactosyl Ceramide反復投与によるNatural Killer T 細胞活性化への影響
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JPY
Abstract
α-galactosyl ceramide(α-GalCer)はnatural killer T 細胞(NKT 細胞)を活性化することにより抗腫瘍効果をもたらすことが知られており, 現在臨床試験が進行中である。今回われわれは, この糖脂質を頻回投与することにより, NKT 細胞の活性化に変化がみられるかどうかを動物実験にて検討してみた。初回投与後では, 活性化NKT 細胞はIFN-γ, IL-4を分泌後, 大部分がアポトーシスにより消失していたが, 4回目の刺激後では分画の消失が抑制されていた。頻回刺激後では血清IFN-γは上昇せず, また血清IL-4値のレベルは初回投与以降持続低値を示していた。頻回投与後, マウスでのNKT 細胞の活性化マーカーはむしろ低下しており, こうした結果より頻回刺激によってα-GalCerに対するNKT 細胞の反応が抑制されていることがわかった。臨床応用に当たり, α-GalCer投与間隔の慎重な検討が要することを示唆するものであり, また今後において高率よくNKT 細胞活性化持続させるためのさらなる研究が必要であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/32110/1553