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JPY
Abstract
レンサ球菌由来抗腫瘍免疫療法製剤OK-432の活性成分の探索を行ってきた。本研究では, OK-432由来DNA(OK-DNA)の抗腫瘍免疫活性につき検索した。制限酵素処理による検索によりOK-DNA が非メチル化CpG motifを保有することが明らかとなった。ヒト末梢血単核球をOK-DNA で処理すると, サイトカイン誘導ならびに細胞障害活性の増強を認めた。OK-DNA は野生型マウス脾細胞でもサイトカインを誘導したが, TLR9-/-マウスでは誘導しなかった。担癌マウスにOK-DNAを投与すると, 野生型マウスにおいて有意な腫瘍増殖抑制効果を認めたが, TLR9-/-マウスでは効果を発現しなかった。OK-432の抗腫瘍効果もTLR9-/-マウスでは減弱した。OK-432の抗腫瘍効果において, OK-DNA のTLR9を介した免疫活性が役割の一端を担っていることが示唆された。
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/content/article/0385-0684/32110/1559