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癌性胸腹水に対するLentinan+OK-432胸腹腔内反復投与の臨床的検討
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JPY
Abstract
われわれは以前より, Lentinan(LTN)+OK-432併用療法はTh1, Th2バランスを制御し得る有効な治療法になり得ると考え, 癌性胸腹水患者に臨床応用を行っている。現在までに本療法を行った全10症例11病巣中, 7病巣で胸腹水の完全消失, 1病巣で減少を認め, そのうちサイトカイン濃度を経時的に測定した2症例では繰り返しLTN+OK-432を投与することにより, Th1サイトカインであるIL-12(p70), IFN-γは初回投与より2回目投与にて著明に上昇する傾向がみられた。ただしTh2サイトカインであるIL-10は明らかな抑制を認めなかった。本併用療法では効果を認めた8病巣中7病巣では2回以上の投与で効果を得ており, ある程度の継続投与でTh1サイトカインをより強く誘導することが治療効果に結び付くものと予想された。
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