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PSK による大腸癌術後補助免疫化学療法のResponder判定におけるエビデンス
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JPY
Abstract
大腸癌患者ではTh1/Th2バランスが崩れTh2優位に傾いている。PSKによりTh2優位状態が解除される症例がresponderになる可能性があり検討した。根治度A, B が施行された大腸癌患者57例を対象とし, 術前にPSK を3g/日, 7日間経口投与しPSK 投与前後において末梢血のCD4陽性細胞における細胞内サイトカインの解析を行った。その結果PSK 投与により, CD4+ IL-10+ は有意に低下したが, CD4+ IL-6+ は低下が認められなかった。再発例と無再発例を比較すると, 無再発例においてPSK 投与前後のCD4+ IL-10+ 比が有意に低値であった。CD4+ IL-6+ 比は再発例, 無再発例において差が認められなかった。再発例においてはCD4+ IL-10+ 比が0.8以上であるため, 0.8未満の症例がPSK のresponderになる可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/32110/1568