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抗癌剤使用中シメチジン投与におけるE-selectinの興味ある変動
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JPY
Abstract
癌細胞の血行性転移にかかわる重要な因子に, 血管内皮細胞上に発現する接着分子であるE-selectinがある。その発現を抑制できれば, 転移を成立させるための1段階を抑制し, 癌の転移を抑制できると考えられる。胃癌・大腸癌化学療法患者をシメチジン投与群・非投与群の2群に分け, シメチジンが抗癌剤により発現が亢進していると推測される血管内皮上のE-selectinの発現を抑制しているか否かを血中E-selectinを測定することで検討した。シメチジン投与群のなかで, シメチジン投与中は血中E-selectinの上昇を抑制していたが, 投与終了後に徐々に上昇するという特に興味深い変動を示した1例を経験したので報告する。
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