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大腸癌に対するTS-1/CPT-11療法施行時における宿主免疫能の変動
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JPY
Abstract
当科では, 進行・再発大腸癌に対してTS-1/CPT-11療法を施行しているが, 本療法は欧米のレジメンに匹敵する成績が期待されている。今回, 本療法の宿主に対する影響を免疫能の面から検討したので報告する。対象は2004年6月から8月までに, 大腸癌に対してTS-1/CPT-11療法を施行した4例である。投与法はTS-1 80mg/body/dayを21日間経口投与し2週間休薬, その間day1, 15にCPT-11 80mg/bodyを点滴静注した。その初回投与時における宿主免疫能の変動を検討した。免疫能のパラメータのうち有意な変化をみたものはなかったが, Th1/Th2比, NK 細胞比は減少, サプレッサーT 細胞比は増加と宿主の免疫能は本療法により低下傾向を認めた。抗腫瘍効果の期待できるTS-1/CPT-11療法であるが, 反面, 宿主の免疫能を低下させる可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/32110/1589