No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
当科における肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法の治療経験
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
肝細胞癌の治療法には様々な選択肢がある。1998年にわが国にラジオ波焼灼療法(radiofrequency ablation:RFA)が導入され, 経皮的エタノール注入療法と経皮的マイクロ波凝固療法の利点を併せもつ優れた治療として普及しつつある。今回われわれは当科における肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法の治療効果および合併症を中心に検討した。2001年4月から2005年5月までにRFA を施行した肝細胞癌17例を対象とした。主にRadionics社のCool-tip needleを用いて経皮的または開腹下において焼灼した。腫瘍はいずれも単発で平均腫瘍径は2.24cmであった。完全焼灼例は15例で不完全焼灼例は2例であった。完全焼灼例15例のうち局所再発は1例に認め, 局所再発率は6.7%であった。合併症は軽微なものを認めたが, 重篤な合併症は認めなかった。今回の検討の結果からRFA は安全に施行でき治療効果の高い治療法であると考えられた。今後RFA の適応および長期成績を十分検討することにより, 肝癌治療の一つの治療として確立されることが示唆された。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/32110/1663