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WS カテーテルを用いた肝動注化学療法—カテーテル抜去症例を中心に—
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JPY
Abstract
経皮的にWS カテーテルの挿入を行って肝動注を施行した47例(5Fr28例, 3.3Fr19例)について検討した。40症例(85%)で「投げ込み法」にてカテーテルの留置を行うことができ, 経過中カテーテルの位置異常は認めなかった。20例(5Fr12例, 3.3Fr8例)で抜去を試みたが, 全例で合併症なく容易に抜去することができ, 患者のQOL は向上した。抜去カテーテル表面の電顕像ではフィブリン網の形成はなく抗血栓性が保たれていた。3DCT による肝動脈形態の追跡では, 5Fr使用例では長期留置例を中心として7例で狭窄を認めたが, 3.3Fr使用例では1例を除いて変化を認めず, 肝動脈の開存性がよく保たれていた。先端部に形状記憶コイルを埋め込んだWS カテーテルは血管壁にコイル固定することなしに安定した留置が得られ, 後に抜去することも可能である。本カテーテルを用いた抜去を前提とした肝動注化学療法は, 特に期間を限定した治療である場合, 有用であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/32110/1715