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JPY
Abstract
分子標的薬剤の登場は,癌の化学療法に大きな変革をもたらしつつあるが,抗癌剤耐性は依然として癌治療の大きな障害であり続けている。SNPs解析やcDNA マイクロアレイなどにより遺伝子の変異や発現レベルを調べ,抗癌剤に対する反応性を決定する要因を明らかにすることが可能になってきた。症例ごとに抗癌剤感受性を予測し,各々の症例に最適な抗癌剤と投与量を選択する個別化治療の研究が進行しており,抗癌剤の重篤な副作用や,抗癌剤耐性細胞の出現を減少させることができるのではないかと期待されている。現在知られている遺伝子多型と抗癌剤耐性(感受性)の関係,分子標的薬剤に対する耐性に関与した腫瘍内標的分子の変異,マイクロアレイを用いた抗癌剤耐性(感受性)の予測について述べる。
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/content/article/0385-0684/32120/1895