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乳癌術後補助化学療法としてのFEC(75)のFeasibility
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JPY
Abstract
最近,本邦において乳癌に対する補助化学療法として高用量のFEC が使われることが増えている。しかし,日本人を対象にした高用量FEC の安全性や耐用性について,十分な検討はされていない。そこで,原発乳癌患者59人を対象に,補助化学療法としてFEC(75)(5-FU:500mg/m2, epirubicin:75mg/m2, cyclophosphamide:500mg/m2, q 3w, 6サイクル)を施行し,その忍容性について検討した。59人中56人(94.9%)で6サイクル投与が可能であった。epirubicinの平均投与量は431.7mg/m2で,予定投与量(450mg/m.2)の95.9%であった。副作用では,59人中45人(76.2%)にgrade3以上の好中球減少を認めた。febrile neutropenia(grade 3)と感染(grade 2)はそれぞれ3.4%と10.2%であった。その他の副作用では,貧血(88.2%), 全身倦怠感(42.4%), 悪心(40.6%), 肝機能障害(40.7%), 嘔吐(18.7%)が認められたが,それらのほとんどはgrade 2以下であった。また,臨床的に心不全症状を呈する患者は認めなかった。以上の結果より,乳癌補助化学療法としてFEC(75)はその忍容性において問題はないと考えられた。
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/content/article/0385-0684/32120/1919