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Changes in Hepatic Parenchymal Ultrasound Images in Tamoxifen Medication Patients
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JPY
Abstract
投与前の超音波検査で脂肪肝が存在しなかった156名の乳がん患者にタモキシフェン(20mg)が投与された。肝転移・脂肪肝の検出のために定期的に腹部超音波検査をおこなった。全患者の36%に超音波検査上Grade2以上の脂肪肝が認められた。そしてGrade 2以上の脂肪肝の発生は投与開始後平均11.3か月であり,脂肪肝の45%は投与後6か月以内に発生していた。20例(12.8%)に5-FU 系抗癌剤が補助療法として2年間内服併用され,12例(7.7%)にCAF 療法が5クール施行された。これらの補助化学療法は術後の脂肪肝の発生に統計的な影響を及ぼさなかった。いっぽう,脂肪肝のGradeと血中トリグリセライド値との間にも明らかな相関が認められた。乳癌の術後フォローアップにおいて肝転移の有無のみならず脂肪肝の発症を知る上で腹部超音波検査は有用で,特に術後6か月以内の超音波検査を推奨する。
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/content/article/0385-0684/32120/1925