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大腸癌肝転移に対する低用量CDDP+5-FU 持続肝動注療法—外来化学療法のシステム化—
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JPY
Abstract
大腸癌肝転移の症例に低用量CDDP+5-FU 持続肝動注療法は有用な治療法であるが,持続注入によるQOL の低下が問題となっている。そこで外来施行のための工夫を行った。5-FU の粘稠性や血栓形成の問題を工夫することにより,通院日数,フューザーポンプ接続期間を含めたQOL を保てた。閉塞,屈曲,感染などカテーテルトラブルは大腿動脈アプローチ法にて入れ替えることによって改善できた。奏効率はCR 2例,PR 7例,SD 1例であった。CR 1例,PR 1例に対し,それぞれ17か月後,6か月後に肝切除を施行した。ポート感染を認めた2例のうち1例に大腿動脈仮性動脈瘤破裂を来し,4か月後に肝不全で死亡した。PR 1例,SD 1例が8か月後に肺転移が出現し,全身化学療法に切り替えた。治療経過中における肝外病変の出現が今後の課題であると思われた。
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/content/article/0385-0684/32120/1963