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薬剤部門における外来がん化学療法のセーフティマネージメント
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JPY
Abstract
外来がん化学療法の運用において, セーフティマネージメントに大きな関心が寄せられている。東海大学八王子病院では, 1.「使用履歴を加味した正確な処方鑑査」として注射処方鑑査システム(処方リスクマネージャ)を, 2.「注射薬混合調製時の確実な実施情報伝達」として注射指示伝票(注射ワークシート)を薬剤部門に導入し運用を行っている。上記運用の有用性を検討した結果, 1.処方リスクマネージャを利用した鑑査により, 0.57%のプロトコール逸脱が判明し, それらすべてのオーダが修正された。 2.削除オーダを取り消し線で表示した注射ワークシートの併用により, 3.1%の変更情報が確実に伝達され, 変更前薬剤の混合を完全に防ぐことができた。薬剤部門が注射処方鑑査システムによる使用歴を含めた鑑査と, 確実な情報伝達による抗悪性腫瘍用薬の混合調製業務を行うことで, 外来がん化学療法におけるセーフティマネージメントに大きく貢献できた。
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