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無菌製剤の供給に向けて—第1号患者の受け入れまで—
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JPY
Abstract
高齢社会の到来とともに医療の機能分化が進み, 在宅療養者に対する医療・介護サービスの充実が求められている。これらのサービスの一つとして, 薬局・薬剤師は医療保険では在宅患者訪問薬剤管理指導, 介護保険では居宅療養管理指導を訪問によって行っている。このような在宅療養者への薬剤師のかかわりは, 1994年厚生省(当時)によって「薬局の成熟度」として示されている。現在では第3ステップの医薬分業が定着し, 今後第4ステップ(無菌製剤供給)の整備に向けた努力が必要になってきたところである。無菌製剤の供給は, 薬局にとっては初めての経験になるので, 薬剤師の臨床研修, 無菌調剤技術の習得, クリーンルームなどの設備の整備が必要になる。このような薬局の準備と併行して, 近隣の医療機関と受け入れの準備が必要になる。今回, 初めてのHPN 患者を受け入れる機会があり, これまでの経過と今後の課題について報告する。
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