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心理的要因が強い患者とのかかわりを通して—嘔吐に対してセデーションしながら外来化学療法を行った症例—
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JPY
Abstract
嘔吐がひどいため入院で化学療法を行っていた患者を, 外来化学療法でジアゼパムを使いセデーションしながら行ったことで嘔吐が軽減された症例である。39歳, 子宮, 卵巣癌(stage III)腹腔内転移。2002年子宮全摘, 両側卵巣摘出を行っている。化学療法では嘔吐がひどく約4日間の入院で行っていたが, 食事の音を聞いただけでも吐いており, 治療に対しても拒否されていた。そこで外来化学療法に移行し, セデーションしながらの化学療法が効果的ではないかと考えた。治療中はぐっすり眠らせ, うとうとした状態で帰宅させるのである。セデーションし治療後患者は,「治療中は眠れる」安心感から嘔吐も少なくなり, 治療に対しても拒否しなくなった。
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