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TS-1/Nedaplatin同時併用Concurrent Chemoradiotherapyの臨床第 I 相試験
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JPY
Abstract
われわれは以前より,頭頸部癌の治療としてcisplatinと5-FU を組み合わせたFP 療法を用いたconcurrent chemoradiotherapyを行ってきたが,進行癌においては期待していたようなよい治療成績を残せなかった。そのため,治療効果向上を目的としてfirst-lineのレジメンを変更し,臨床第㈵相試験を行った。FP 療法のうち,時間依存性の薬剤である5-FU を内服薬TS-1に変更し,2週間連続投与できるようにし,さらに用量依存性の薬剤であるcisplatinを腎機能障害が少ないnedaplatinに変更することでより安全に必要用量投与できるようにした。用法はTS-1を2週間連続投与し,その4日目にnedaplatinを投与した。加えて放射線治療を連日同時併用して行った。level0, 1, 2の3段階の用量を設定し,臨床第㈵相試験を行った結果,有害事象として,level2で2症例にgrade3の放射線性粘膜炎が生じたことにより,われわれは最大耐用量(MTD)をTS-1 80mg/m2(最高120mg/body), nedaplatin 100mg/m2とし,推奨投与量(RD)をTS-1 80mg/m2(最高120mg/body), nedaplatin 90mg/m2と決定した。
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/content/article/0385-0684/32130/2065