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Indisetron HydrochlorideがCPT-11誘発下痢に奏効した1例
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JPY
Abstract
5-HT3受容体拮抗型制吐剤indisetron hydrochlorideがCPT-11誘発下痢に対して有効であった1例を経験したので報告する。症例は63歳,男性。胃癌原発巣切除後にリンパ節転移が出現したため,CPT-11(125mg/m2)の24時間持続投与を開始した。化学療法開始の翌日からCPT-11の副作用と考えられる下痢が発現したので,半夏瀉心湯の投与を開始した。しかし下痢は改善されず,その後もgrade 1〜2程度で遷延した。化学療法5コース目よりそれまでの制吐剤に替えてindisetron hydrochlorideを投与した。その結果,他の対症療法なしで下痢が改善された。本症例においては,indisetron hydrochlorideが制吐剤としての役割に加えてCPT-11誘発下痢にも有効であったと考えられる。
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/content/article/0385-0684/32130/2145