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アントラサイクリン系およびタキサン系抗癌剤無効例にS-1単独療法が奏効した進行・再発乳癌の3例
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JPY
Abstract
新規経口フッ化ピリミジン系抗癌剤であるS-1を進行・再発乳癌の3症例に投与し,標的腫瘍の著明な縮小を経験した。いずれも前治療としてタキサン系抗癌剤あるいはタキサン系とアントラサイクリン系抗癌剤を投与したが,無効と判断された症例である。症例1は3コース投与で標的腫瘍は55.7%に縮小した。症例2では2コース途中で副作用による一時中断があったが2週間休薬した後に治療を再開し,3コース終了時に腫瘍は消失した。症例3は8コース11か月間にわたって長期投与ができ,腫瘍も58.1%に縮小した。今回,経験した3症例において重篤な副作用は発現しておらず,S-1は進行・再発乳癌の治療において有用な新規抗癌剤であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/33010/137