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JPY
Abstract
2003年に導入された急性期入院医療の包括評価制度では,わが国独自の診断群分類(DPC)を利用して医師の技術料を除いた病院費用について入院1日当たりでの支払いを行っている。この制度下において癌化学療法は, 1.集学的治療を構成する医療技術の一つとしての適正な評価, 2.治療プロトコールに含まれる抗癌剤費用についての適正な包括支払額の設定, 3.入院期間の短縮と外来化学療法への移行状況に応じた施設別の調整, 4.進行癌あるいは終末期医療の提供を含めた地域内での医療機能の適正な評価,といった課題を内包している。こうした課題を解決するためには,癌化学療法の標準化,DPC 分類の精緻化,医療機能評価指標の開発と導入を実現する必要がある。
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/content/article/0385-0684/33020/159