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Amrubicinの隔週投与により腫瘍マーカーの改善がみられた小細胞肺癌の1例
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JPY
Abstract
症例は,小細胞肺癌(限局型)と診断された62歳の男性。初回治療として,cisplatin(CDDP)とetoposide(ETP)による化学療法と放射線治療の同時併用を施行し,complete remissionを得た。約10か月後よりpro-GRP は上昇傾向を示したため,CDDP とirinotecan(CPT-11)による併用化学療法,CPT-11, paclitaxel, amrubicin(AMR)による単剤化学療法を施行した。単剤治療としては,AMR(30mg/m2)の3連日投与法が最も有効と考えられたが,重篤な骨髄抑制のため継続困難と判断した。そこで,AMR(30mg/m2)の隔週投与法を試みた。腫瘍マーカーの減少傾向を認め,約7か月間にわたって腫瘍マーカーの上昇を抑制できた。この期間中に重篤な合併症は認められなかった。小細胞肺癌に対するAMR 3連日投与法が,骨髄抑制のため継続困難な場合,隔週投与は有効な投与法である可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/33030/373