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Weekly Paclitaxel療法無効例に対しWeekly Paclitaxel+5′-DFUR 療法が奏効した再発胃癌の1例
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JPY
Abstract
症例は35歳,女性。胃癌術後約2年で肺転移,骨転移を来した。化学療法としてTS-1+CDDP 療法を行うも効果なく,weekly paclitaxel (PTX)を施行した。しかし肺転移巣の増大がみられたため,相乗効果を期待して5′-deoxy-5-fluorouridine(5′-DFUR)の併用を行った。投与スケジュールは5′-DFUR 600mg/bodyを連日経口投与し,PTX は70mg/m2をday1, 8, 15に静脈内投与し,3週投与1週休薬を1クールとした。経過中に重篤な副作用はなかった。1クール終了後全身状態改善し2クール目以降は通院による治療が可能になった。3クール終了後肺転移巣は縮小率37.9%の縮小を認めた。今回の経験は,PTX 単独投与で効果のない症例が他の薬剤に切り替えることなく5′-DFUR を併用することで奏効を期待できる可能性を示唆,進行・再発胃癌に対する治療選択の種類を多くするものである。
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