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JPY
Abstract
近年,分子生物学的な解析により明らかにされた癌の増殖や進展にかかわる重要な分子を標的とした薬剤が作りだされるようになった。本邦において現在承認され使用可能な乳癌に対する分子標的薬はHerceptin(trastuzumab)であり,標的であるHER2陽性乳癌の治療戦略においてはkey drug の一つになっている。最近では,大規模なランダム化比較試験により補助療法における有用性が示された。また,vascular endothelial growth factorに対するヒト化抗体であるbevacizumabも乳癌治療における有用性が明らかにされた。本稿では,これらの分子標的薬に関する最近の知見を紹介する。
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/content/article/0385-0684/33060/747