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Biweekly Paclitaxel療法にて3年間の長期生存が得られている非治癒切除胃癌の1例
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JPY
Abstract
paclitaxel(PTX)のbiweekly投与を行い,3年間の長期生存が得られている非治癒切除胃癌症例を経験したので報告する。症例は69歳,男性。2002年6月10日,胃癌に対して幽門側胃切除術を施行したが転移リンパ節(No.8a,8p,12a)が一塊となり,後腹壁に固定されており,これらのリンパ節の摘出が不可能であったため非治癒切除となった。術後,PTX100mg/body(68mg/m2)をweekly投与で開始した,1コース目にgrade3の好中球減少が出現したため,投与量を60mg/body(41mg/m2)に減量するとともに投与法をbiweekly投与に変更し,PTX 療法を継続した。その後はgrade3以上の副作用は出現せず,3年間NC を維持し現在も外来にて継続投与中である。進行胃癌に対するPTX 療法において重篤な副作用が出現した場合,減量や投与スケジュールの変更により粘り強く継続することが長期生存には重要であると思われた。
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/content/article/0385-0684/33060/803