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乳癌再発転移とEstrogen Receptor/Progesterone Receptorの変化
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JPY
Abstract
乳癌転移再発によるestrogen receptor(ER), progesterone receptor(PgR)量の変化と関与する因子を検討した。1983年以降,複数の標本を採取した177例からの443標本について244対の同時,122対の異時比較を行った。ER, PgR の一致率は主に陽性からの陰性化により81%, 異時ではER で69%, PgR で71%であった。10%以下の少数ではあるものの陰性の陽性化がみられた。陽性から陰性への変化は内分泌療法の介在で多く,年齢,標本採取間隔,術後期間,内分泌療法,化学療法の介在,HER 2を考慮した重回帰分析ではER について有意(p=0.015)であった。原発巣と再発巣とでは陰性化陽性化を含めて3割のデータは一致しないのであるから,直近のER, PgR データにより計画的な再発治療実施が期待できる。
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/content/article/0385-0684/33070/925