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高齢者大腸癌症例に対するUFT+Leucovorin療法の検討
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JPY
Abstract
【はじめに】UFT+Leucovorin(LV)療法は大腸癌に対する標準的な化学療法の一つであり,重篤な副作用が少ないと報告されている。高齢者大腸癌症例に対するUFT+LV 療法の治療成績および有害事象発生状況を明らかにすることを目的に検討を行った。【対象および方法】2004年1月〜2005年6月の間にUFT+LV 療法を施行した70歳以上の大腸癌症例12例(年齢中央値76歳)を対象とした。7例は進行再発病変に対する化学療法であり,5例が術後補助療法であった。治療成績および有害事象発生状況につき,同時期の非高齢者大腸癌症例と比較検討した。【結果】治療コース数は中央値4コースであった。全例で300mg/m2でのUFT 投与が可能であった。治療成績はCR 1例,PR 1例であり,奏効率は28.6%であった。毒性は軽微なもののみであった。主な有害事象は下痢3例,Hb減少7例であった。いずれもgrade1〜2であり,grade3〜4の副作用を認めなかった。【まとめ】UFT+LV 療法は高齢者大腸癌症例に対しても非高齢者症例と同様に有用であり,安全に施行可能であると考えられた。
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