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JPY
Abstract
前立腺癌の診断においてはPSA スクリーニングの導入によりステージシフトがみられ,明らかに早期癌の割合が増加している。早期癌が増加したとはいえ,初診時に局所進展や遠隔転移を有する進行癌もある一定の割合で存在する。またホルモン治療を施行中,ホルモン抵抗性を獲得し進行,転移を生じるケースも少なくない。前立腺癌は骨に転移しやすいという特徴をもち,転移後の生存期間が非常に長いので,骨痛や病的骨折,脊髄障害などの合併症の病脳期間が長期間に及ぶため,患者のQOL やADL の低下が大きな問題になる。実際の臨床の現場では,骨転移を有する前立腺癌に対する治療は姑息的なものにならざるを得ないが,適切な時期に放射線治療や外科的治療を加えることで生命予後の延長につながることが期待できる。新規抗癌剤,内分泌治療薬,bisphosphonate製剤やstrontium 治療なども登場してきており,今後,前立腺癌骨転移治療戦略に組み込まれると思われる。
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