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乳癌骨転移症例に対するPamidronate 90mg/日/月 使用症例における安全性の検討
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JPY
Abstract
pamidronate 90mg/日/3〜4週投与は,2004年11月に「乳癌溶骨性骨転移の治療」の適応が承認された。今回,当科におけるpamidronate90mg/日/4週投与症例を検討し,その安全性の評価を行った。2004年7月より12月までの同剤使用症例44例(他剤からの切り替え例37例,新規投与例7例)において,投与後1か月の腎機能,有害事象など安全性を中心に検討した。平均年齢55.4歳(36〜76歳), 単独使用1例(0.2%), 他療法併用として内分泌療法17例(放射線治療2例含む)(38.6%), 化学療法15例(放治1例,trastuzumab併用7例)(36.4%), 内分泌化学療法11例(放治2例)(25.0%)であった。有害事象は,発熱6例(13.6%), 骨痛3例(6.8%)などいずれもgrade1であり,腎機能障害は認められなかった。骨関連事象(骨折,手術など)も認めなかった。投与前,投与1か月後,投与3か月後の末梢血,生化学的検査を比較検討したところ,赤血球数の1か月後,血清カルシウムの3か月後の変動に有意差を認めたものの(p=0.03), その他のヘモグロビン,血小板数,BUN, 血清クレアチニンおよびカリウムには有意な変動は認められなかった。臨床的効果を痛みの軽減もしくは腫瘍マーカーの低下から判定したところ,効果ありは40例(91.0%), 効果なしは2例(4.5%), 不明2例(4.5%)であった。pamidronate 1回90mg 4週間隔投与は安全に行い得た。
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/content/article/0385-0684/33090/1247