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JPY
Abstract
本邦における発生頻度増加の対象となる皮膚悪性腫瘍は有棘細胞癌,基底細胞癌,悪性黒色腫である。また,日光角化症も癌前駆症ないし早期病変として参考資料とした。全国アンケート(94施設)により最も発生頻度の高いものは基底細胞癌であり,全悪性腫瘍の50%近くを占めている。次いで有棘細胞癌の31%, 悪性黒色腫の21%である。また,各腫瘍の年度別発生数は増加しているが,その増加率をみると1987年の発生数と2001年の発生数の比較増加率は基底細胞癌で約1.5倍,有棘細胞癌や悪性黒色腫では1.7倍となっている。これらの増加因子について,厚生労働省がん研究助成金による皮膚悪性腫瘍研究班の依頼施設(19〜22施設)により,1987年からの詳細なる統計調査から増加因子を検討した。これらによると多くの因子があげられたが,最も重要な因子は紫外線であると結論した。
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/content/article/0385-0684/33100/1380