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担癌マウスにおけるLentinanとミセラピストの抗腫瘍効果について
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JPY
Abstract
Lentinan(LNT)とミセラピスト(MME)は医薬品と食品の違いこそあれ, いずれもシイタケから精製されたβ-グルカンである。われわれはこの同じ成分とされる製品の単独投与による抗腫瘍効果, 免疫賦活作用機序について担癌マウス(B10.D2マウスにS908D2腫瘍細胞を移植した)で検討した。その結果, LNT 群で腫瘍の発育が有意に抑制された。ex vivo の腫瘍細胞傷害試験は, LNT 群において抗CD8抗体で脾細胞を処理すると腫瘍細胞の傷害活性が有意に減弱した。またLNT 群のエフェクターフェーズでは抗CD8抗体と補体で, さらにインダクションフェーズでは抗CD4抗体と補体で脾細胞を処理すると腫瘍細胞傷害活性が有意に減弱した。延命効果については, コントロールと比較してLNT 群で有意に延長を認めた。LNT の腹腔内投与では, CD8陽性細胞が腫瘍細胞の発育を抑制していると考えられたが, この細胞の活性に特異的なCD4陽性細胞の関与が示唆された。これに対してMME の経口投与では, 細胞活性が明確ではなかった。
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/content/article/0385-0684/33120/1726