No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Oncolytic Adenovirusと抗癌剤併用による抗腫瘍効果
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
近年, 感染細胞における自己複製により殺細胞効果を示すoncolytic virusの癌治療への応用が注目されている。抗癌剤併用によるoncolytic virusの効果増強についての基礎検討を行った。ヒト胃癌細胞株MKN45(CEA 陽性)およびMKN74(CEA 陰性)を用い, CEA 陽性細胞選択的なウイルス増殖を可能とするoncolytic adenovirus(AdCEAp/Rep)を感染させ,その殺細胞効果を評価した。また, 5-FU 併用による殺細胞効果の増強について検討した。AdCEAp/Repは, MKN74に対して殺細胞効果を示さなかったものの, MKN45に対して濃度依存性の殺細胞効果を示した。また,5-FUをウイルス感染の3日目の添加により, 殺細胞効果の増強が得られた。AdCEAp/Repは, CEA 陽性胃癌細胞選択的な殺細胞効果を示し, 5-FU 併用により殺細胞効果の増強が得られることを明らかにした。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/33120/1754