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大腸癌肝転移における肝動注療法の効果と血漿中VEGF, Soluble Flt-1の関係
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JPY
Abstract
血漿中VEGF, 可溶性Flt-1(sFlt-1)値の臨床的意義を明らかにするため, 大腸癌肝転移に対する肝動注施行患者のこれらの測定値の推移について検討した。肝動注を施行した大腸癌肝転移症例19例を対象に肝動注中の血清CEA, CA19-9,血漿VEGF, sFlt-1を測定した。これら測定値間の相関, doubling time(DT)の相関と画像上の治療効果とを検討した。VEGFはCEA, CA19-9と有意な相関はなく, DT も相関はなかった。sFlt-1はCEA と有意な正の相関があり, DT もCEA と有意な相関があったが, CA19-9とは関係はなかった。VEGF 値の変化は高率に画像上の効果と一致していた。一方, sFlt-1はPRと一致して減少したものはなかったが, 高率にPD と一致して上昇していた。以上から, 肝転移が縮小してもsFlt-1の低下に反映されないか, あるいはsFlt-1の半減期がかなり長い可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/33120/1841