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脳転移を有する肺癌に対する気管支動脈内抗癌剤注入療法(BAI)の検討
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JPY
Abstract
対象:過去5年間に肺癌脳転移のhigh risk 症例に対し, 原発巣制御の目的で気管支動脈内抗癌剤注入療法(BAI)を行った7例。方法:BAIは脳転移の治療後3か月以内にCDDP(40〜80mg/m2)+CPT-11(40〜60mg/m2)の2剤をone shotで注入し治療効果, 副作用, QOL, 予後を検討した。結果:画像上効果は全例SD。grade2以上の副作用を認めなかった。臨床的に全例で呼吸器症状(咳嗽, 労作時呼吸困難, 血痰)の消失軽減を認め, QOLは向上した。予後は6例で脳転移治療後3〜30か月死亡, 生存期間中央値12か月, 死因は脳転移再燃3例, 肺原発巣悪化1例, 肺原発巣・脳転移とも悪化2例であった。予後と原発巣の関連ではcStage上T, N 因子の進行している症例で予後不良であった。考案:肺癌脳転移に対するBAIはQOL向上において有効であり, T, N 因子の進行していないhigh risk 症例では積極的に施行するべきと考えられた。
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/content/article/0385-0684/33120/1860