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JPY
Abstract
症例は46歳, 男性。2000年1月, 膀胱浸潤を伴うS 状結腸癌に対して, S 状結腸切除術および膀胱部分切除術を施行した。病期はpT2, pN0, sP0, sH0, sM0, Stage II で定期的に外来followされていた。術後1年2か月目に肝転移を生じたため肝部分切除術(S4, S5)を施行, 以後計4回の肝切除術(最終的には拡大右葉切除術)を繰り返した。しかし, 2005年1月には切除不能と判断しラジオ波焼灼術となった。この間, 化学療法として5'-DFUR の内服, 5-FU/l-LV 療法(RPMI 法),TS-1の内服を随時施行した。2006年1月, 左肝門部胆管部の肝再発にて閉塞性黄疸を生じたため胆道ステントを留置した。現在, 抗癌剤治療としてFOLFOX4およびFOLFIRIを施行し経過観察中である。
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/content/article/0385-0684/33120/1965