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JPY
Abstract
胃癌治療におけるDPC の現況と問題点について医療者側の立場で考察した。胃の悪性腫瘍の診断群分類は大きく手術の有無,手術の内容によって分類されており,さらに手術・処置等1(合併切除),手術・処置等2(補助療法)の有無で細分化される。主な各医療行為別にDPC による包括点数と,出来高の点数を比較してみると,内視鏡的粘膜切除や胃切除で通常の経過をとった場合,包括請求により使用した医療資源の回収が可能であった。しかし,術後合併症などにより長期間入院を必要としたり,過剰に医療資源を投入した場合にはその回収は困難であった。化学療法に関しては胃癌に対して通常使用されている抗癌剤に関しては包括請求でおおむねまかなわれているものと思われた。DPC においては均質でかつ無駄を省いた医療資源の投入が不可欠であり,クリニカルパスは有用なツールとなり得る。
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