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食道癌に対するSecond-Line ChemotherapyとしてのCisplatin, 5-FU, Docetaxel併用療法の検討
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JPY
Abstract
食道癌に対するsecond-line chemotherapyとして,docetaxel(DOC)にcisplatin, 5-FU を加えた併用療法を用いた。first-line chemotherapyが無効な症例,および化学療法後早期に再発を来した進行食道扁平上皮癌32例を対象とした。cisplatinを80mg/m2(1日目), 5-FU を800mg/m2(5日間), DOC を70mg/m2(1日目)とし,4週間を1コースとして施行した。直前のコースで縮小効果を認めれば,次のコースを施行した。前治療として手術20例,放射線治療は19例,化学療法は平均3.1コース(1〜9)施行されていた。1コース目においてPR 16例(奏効率50%), MR 2例,NC 6例,PD 7例であった。PR 16例中,1例は誤嚥性肺炎で,2例は白血球減少で中止した。13例は3〜5コースを施行した。そのうち3例では引き続き手術を施行,3例では放射線治療を追加し1年以上生存している。5例は画像上確認困難な状態まで縮小し6か月以上生存した。2例は上乗せ効果がなく終了した。効果病変はリンパ節18例,主病巣6例,肺1例,骨転移1例であった。有害事象は白血球減少を95%に認めた。FP+DOC 療法はかなりの前治療が加わった症例においても,比較的安全にかつ期待以上の確率で最大効果を発現できた。
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/content/article/0385-0684/34010/49