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胃癌腹膜播種再発に対しThird-LineとしてDoxifluridine/Paclitaxel併用療法が奏効した1例
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JPY
Abstract
症例は50歳,男性。2000年10月に進行胃癌で脾臓合併胃全摘術を施行され,術後2年間補助化学療法を受けていた。2005年6月,腹膜播種再発が判明し,first-lineとしてTS-1/CPT-11による化学療法を開始した。不全イレウスとなったため2クールで中止し,second-lineとしてCPT-11/CDDP に変更したが腹水の増加を認めたため,PD と判断して3クールで中止した。third-lineとしてdoxifluridine(5'-DFUR)/paclitaxel(PTX)を選択した。3クール終了後の腹部CT では,腹水の著明な減少を認めた。5'-DFUR/PTX は再度の腹水増加を来すまで合計8クール施行して,全奏効期間は197日間であり,その間良好なQOL が得られた。胃癌腹膜播種再発に対し5'-DFUR /PTX 併用療法は,QOL の改善や治療効果においてsecond-line以降の有望な治療法として期待される。
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