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高齢(75歳以上)の乳癌患者に対するDocetaxelの効果と安全性
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JPY
Abstract
高齢(75歳以上)の乳癌患者に対するdocetaxel(DOC)の効果と安全性を検討した。対象は,1997年9月から2003年6月の間にDOC を投与された75歳以上の進行ならびに再発乳癌患者5例であった。60mg/m2のDOC が3週間ごとに投与された。DOC に対する過敏性反応や浮腫などを予防するための前投薬は行われなかった。投与回数は5〜16回(中央値12回), relative dose intensity(RDI)は80〜100%(中央値95%)であった。全例において部分効果が得られ,奏効率は100%であった。部分効果に至るまでの時間は21〜50日(中央値21日), 治療が無効となるまでの時間は5〜22か月(中央値12か月), 生存期間は6〜38か月(継続中)(中央値23か月)であった。副作用のgradeと頻度は以下のようであった。grade3の白血球数減少80%, grade 1のヘモグロビン減少20%, grade 2の肝障害20%, grade 2の悪心20%, grade 2の食欲不振40%, grade2以上の浮腫40%, grade2の脱毛が100%であった。以上の結果からDOC は高齢の乳癌患者に対する有用な抗癌剤であると考えられた。
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