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TS-1単独療法に抵抗性となった胃癌術後肺転移に対してTS-1+Irinotecan併用療法が有効であった1例
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JPY
Abstract
TS-1単独療法に抵抗性となった胃癌術後肺転移に対して,TS-1+irinotecan(CPT-11)併用療法が有効であった症例を経験したので報告する。症例は72歳,男性。2001年10月18日,胃癌に対して胃全摘+膵体尾部脾合併切除術を,2002年8月22日,術後肝転移に対して肝部分切除術を施行した。2004年3月に両側肺転移が出現したため,TS-1単独療法を施行し腫瘍の縮小(PR)が得られたが,13コース終了時に肺転移巣の増大(PD)を認めたため中止した。そこでTS-1+CPT-11併用療法を開始したところ,4コース終了後にはPR となり,7コースが終了した現在までそれを維持している。また,grade3以上の有害事象は認めず,全経過を通じて外来での治療が可能であった。TS-1+CPT-11併用療法は,TS-1抵抗性胃癌に対する有効なsecond-line chemotherapyになる可能性があると考えられた。
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/content/article/0385-0684/34040/615